美雪は私の兄、守の奥さんです。
守と結婚するまでアイヌの工芸とは、無縁だった彼女だが、貝沢民芸の長男の嫁として、必然的に工芸に関わるようになりました。
最初は本当に苦労したと思います。
近所で毎日目にするアイヌ工芸も、作り手にならなくては、きちんと見ないものである。
工芸家となり、着物を制作したり、色々なことにチャレンジするなか、私の母である、貝澤雪子から、attus織りを教わり、今では若手No.1の伝承者です。
新しい作品作りも熱心で、最近制作した作品はkaparamip(薄い 着物)をのれんにしました。
刺繍もすごく丁寧で、とても綺麗です。